2010.02.03
新作を一足おさきに。
3月の展示会に向けて、新作の製作に時間を費やす最近です。
petite robe noireのコットンパールは、コットン(綿)を圧縮してボール型にしたものの上にパール加工をしたやさしい風合いで、着け心地のいいパール。ボリュームがあっても、見た目の割にとても軽いというコットンならではの実用性を兼ねています。
身にまとうこと・装うことの楽しい気持ち、わくわくする気持ちをたくさんの人が持ち続けて使っていただけますように、と製作するときは自分なりのデザインの工夫と力添えいただく職人さんからの意見を取り入れて、最後まで、でき上がる形を見届けます。
だから、新しいデザインを待っていて下さるお客様がいると聞くととてもうれしい。
気がつけば、いつもあっという間に新作で120点以上作ってしまう。
数は、多いと言えば多いかもしれないのですが、よく「どれが一番お気に入りですか?」と聞かれて、数は多くても、どれにも製作するうえでのストーリー(でき上がるまでの苦労というか、思い入れですね)があって決して1番を決めることができません。
それから「どう付けたらいいですか......?」と聞かれることも多いのですが、個人的には、付けてくださる方の可能性を狭めたくなくて「自由に、思うがままに、是非どうぞ!」とついつい言いたくなってしまうのです。こういう着け方はダメで、こういう着け方がいい、みたいな考えは一切なくて、前後ろ逆でも、留め金の部分を前に持ってきてもいい。
コスチュームジュエリーのサイズや長さに対しての、いいバランスに見える洋服選びはあるのかもしれませんが、それも、着る人の雰囲気や全体のバランスにもよって違ってくると思うので、それを自分なりに調節したり、試してみたり、時間をかけてスタイルを追求して作りあげることも、装うことの楽しさで、豊かさと思ったりします。
ある意味、本当に適当な自分なので、そんな考えがベースにあるためにpetite robe noireのアクセサリーもいろんな応用ができるように結果的なっています。リボンの取り外しが(装いに合わせてお好きに取り外しくださいね、の意味)によってガラッと印象がかわる仕様だったり、長さを持たせることで、ネックレスがベルトにもなったり、イアリングがブローチ風にも使えたり......、.などなど。
そんなこんなで、只今も毎日製作中ですが、一足はやく、コットンパールネックレスの新しい3型のお披露目です。2/3(水)から1週間の、伊勢丹新宿店Re-Styleさんイベントでの先行販売です。
伊勢丹新宿店 Re-Style
Japanese Designer's Collection
■2月3日(水)~9日(火)
■本館1階=ザ・ステージ
www.isetan.co.jp/icm2/jsp/store/shinjuku/women/4th_floor/restyle/event_restyle.jsp

阿部好世
01年NY帰国後、ファッションブランドのPRを担当。05年アンティーク&ヴィンテージ コスチュームジュエリーのオンラインショップpetite robe noire.comをスタート。07年に恵比寿にストアを開き、翌年には日本の職人と共に製作するオリジナル1stコレクションを発表。デザインを追求し「装飾品」の定義を深めるために世界中を旅する。

