2009.01.09
DesignSnap@Berlin 
コラ~~~~~~~~~~!
なにが『マチコ・リポート』よ!
いきなりマチコが「しばらくお暇をいただきとうございます。里帰りしてきます」って言うから、「あら、急に変ね」って思ってたら、こんなことしてたのね! まったく油断も隙もありゃしない。
みなさん、あんな歪み顔のマチコの言うことなんかに耳を傾けちゃダ~メ!
ま、しかしパパラッチというのはセレブの宿命。マチコも3食昼寝つきとはいえ、がんばっているし?(わたくしは2食なのに・・・。おまけに食事はわたくしの担当。そぉいえば、マチコって食べることとお昼寝以外に何してるの?)
まぁいいわ。マチコの好物『みつばちマーヤ・ヨーグルト』のイチゴ味でも買って、温かく迎えてあげましょう。
みなさん、マチコを釣るならこれよ! マーヤ印のヨーグルトを与えればどこでもふらふらついて行くわ
ところで、フィガロ誌上で2003年から5年間続いた連載DesignSnap@Berlinが昨年12月の最終号をもって幕を閉じたわ。副編Uを筆頭に、EK、EA、SA、Sさんら担当編集者とのメールが楽しくて仕方がなかった日々。(仕事そっちのけでギャグに命をかけていたとの噂も)
みんな、ありがと~~。らぶらぶ♥
この連載で、つよこ、デザインという媒体を通してベルリンへの愛を多面的に綴っていたように思うの。そう、ベルリンは、おぼこ娘だったつよこを大人(「お化け」という声もあり)のドラッグクィーンに変えた街。何かお返しがしたいという気持ちに、神さまが応えてくださったのね。
ベルリンは、壁が開いてから今年なんと20周年!(つよこが来たのが壁が開く1ヶ月前だから、きゃ~!わたくしもう20年もいるのね!)
旧東ドイツが再注目され、イベントが目白押しな今年アップカミングのベルリン。連載を本にまとめたら売れること間違いなしよ!(うふ。さりげなく宣伝も忘れないつよこよ)
「連載は1人のカメラマンとだけ」って決めていたつよこ。それは最後まで実現できて、カメラマンのジルヴィアとは二人三脚でやってきたわ。彼女の経歴は面白くって、東独のトップモデルだった人なの。モデル時代、シューティングの時に、「私はカメラの向こう側に立つ人」と直感があって、大学で写真を専攻してモデルからカメラマンに転身したのよ。先日そのジルヴィアと、東ベルリンにあるTV塔で連載の打ち上げをしたわ。
東ベルリンのTV塔は、社会主義建築の名作よ!
ジルヴィアはシングルマザーで、2000年1月1日に生まれたヴィクトルっていう男の子がいる(まさに「ミレニアム・ベイビー」ね)。連載の本文(※下に抜粋)のレナーテっていうのは、実はジルヴィアのことを書いていたの。当時ヴィクトルは3歳。今ではママに気を使える男の子に成長したわ。うるうる。
ベビーシッターがみつからない時には、ヴィクトルも撮影に連れてきて、そこら辺で遊ばせながら取材してた。ヴィクトルはグミキャンディーの号とか近未来歯医者の号にも、モデルとして登場してくれたわね。懐かしい思い出だわ。
カメラマンのジルヴィア。さすが元モデル、美貌もスタイルもつよことどっこいどっこいね
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旧東ドイツの夢を乗せて、今日もベルリンの空高くそびえる。
「私たちが子供の頃にはね、ここでアイスクリームを食べるのは憧れというか、ほとんど夢だったのよ」。場所はテレビ塔のカフェ。最初のスプーンを口に運びながら、東ベルリン出身のレナーテはにっこりして言った。
レトロ・フューチャーなシルエットがカッコいいテレビ塔は、1969年に完成した。当時の時代性を理解するには、大阪万博を思い浮かべてほしい。科学技術は未来の夢を実現してくれる手段で、未来は希望あふれる輝けるモノとしてそこにあった。東ベルリンのシンボルであるこのタワーが、未来的なデザインでありながら、ノスタルジックな郷愁をおびているのは、テクノロジーと夢がまだ同一線上にあった時代を象徴しているから。そして、何度もここに来てしまう理由は、そんな時代の夢のかけらが落っこちているからかもしれない・・・・。
旧東西で異なる町並み。
高さ368m。東京タワーよりちょっとだけのっぽのテレビ塔には、スペーシーなミラーボール、展望台がついている。きぃ~んという耳を圧迫する気圧の変化に対応できずにいるとエレベーターは40秒であっという間に203mの展望台に到着する。展望台からは、40Km先まで見渡せるベルリンのパノラマが圧巻もの。面白いのは西側と東側のコントラストだ。機能性にスポットをあてた社会主義国家の典型的建築、団地が東には圧倒的に多い。そういえば、このテレビ塔の設計者も、数々の団地を生んだ"団地の父"ヘルマン・ヘンゼル氏だった。そうそう、30分で一周する2階のカフェで、ホイップクリームてんこ盛りの名物アイス・パフェを試すのもお忘れなく!
冒頭のセリフは、レナーテが隣に座る3歳の息子ヴィクトルに聞かせたもの。壁の崩壊後に生まれたヴィクトルは、東ドイツを知らないけど、そのつぶらな瞳はママから東独時代の夢をいっぱい受け継いでいくに違いない。
(※2003年10/20号のDesignSnap@Berlin「テレビ塔」から)
TV塔に行ったら食べてね~
つよこ・フォン・ブランデンブルク
ベルリン在住のライター兼ドラッグクイーン(年齢・性別は不詳)。守備範囲はコスメ、ゴシップ、アート、建築に至るまで幅広い。豊富な人生経験と慈悲の心からつむがれる筆致にファンは多い。

