2010.03.12
カルティエ現代美術財団「ビートたけし」展
3月10日、ParisのFondation Cartierによる、
北野武展のヴェルニサージュにお邪魔させていただきました。
"ヴェルニサージュ"いわゆる個展のこけら落としです。

芸術の都と謳われるParisでは、
どんな小さなギャラリーと言えども一般開催の前にはヴェルニサージュが行なわれ、
招待客にシャンパーニュやケータリングの簡単なおつまみを振る舞うのが一般的。
たいてい週の真ん中水曜、木曜日の開催が多いようで、
今回も僕のオフが重なり伺いました。
前日にフランスの文化勲章の最高勲
「コマンドール」をミッテラン文化相から直々に授けられた北野武さん。
残念ながら会場ではお見かけできませんでした、、、。
今回の個展は題して「絵描き小僧」。

そのためか、会場には多くの子供も来ていました。
フランスでは映画監督「北野武」として有名ですが、
今回の個展は「ビートたけし」としての本領発揮だと思います。
毒のあるユーモアって言うのかな?
軽薄さを衒っているけど、その実かなり深い!!!
まさに、「毒を以って毒を制す」という感じでしょうか。
個展の公式ブックのおまけ、かわいいだけじゃありません。

個展は9月12日までの開催だそうです。
芸術は難しくてどうも苦手という人にこそ、
現代アートそれ自体を笑い飛ばしてしまう北野武展、おすすめです。
Cartierさん、お招きありがとうございました。
Parisより、愛を込めて。
山下哲也
東京生まれ。サルトル、ボーヴォワール、ゲンズブールといった数々のアーティストに愛され続けるパリの6区サンジェルマン・デ・プレにある、世界で最も由緒ある老舗カフェ“カフェ・ド・フロール”のアジア人初のギャルソン。
1885年に“カフェ・ド・フロール”が創業して以来、2005年にフランス人以外でサービスする初めての外国人ギャルソンとなる。2007年には、Newsweek誌で世界が尊敬する日本人100人にも選ばれた。

