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我思う ゆえに我あり。フロールより愛を込めて  カフェ・ド・フロール ギャルソン  山下哲也

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2011.06.02

フロールのパティスリー

カフェには欠かせないパティスリー。

食後のデザート、午後のお茶と一緒に。

長らくフロールではParisの老舗高級パティスリーのDALLOYAUのものを提供していました。

シンプルで、控えめ、上品なタルトレット。そして、名品オペラ。

その後、2007年夏の厨房の拡張工事で改装したのを契機に、自家製のタルトなどが登場。

そして、昨年からは、新進気鋭のパティスリーHUGO & VICTORがお目見え。

0603yamashita.jpg

今週登場のサクランボのタルト。

HUGO & VICTORは2010年2月、かつてGuy SAVOYのシェフ=パティシエだったHugues POUGET氏が

フロールにも近いラスパイユ通りにオープンさせたパティスリーです。

現在フロールでは、フロール限定商品としてクリエイトされたミルフィーユ(ヴァニラ風味)、(ショコラ)と(カフェ)のエクレア、

ショコラのタルト、オペラ、そして写真のサクランボのタルトが楽しめます。

DALLOYAUとは違い、クリエイション力の高いパティスリーです。

新しいものに警戒心を抱く傾向にあるフロールの常連達にも、徐々に人気が出てきた感があります。

過去は過去。現在は現在。そして、未来は未来。

さながら、ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画「山猫」のサリーナ公爵の心境です。

Parisより、愛を込めて。


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2011.06.02  |  GOURMET

PROFILE

山下哲也

東京生まれ。サルトル、ボーヴォワール、ゲンズブールといった数々のアーティストに愛され続けるパリの6区サンジェルマン・デ・プレにある、世界で最も由緒ある老舗カフェ“カフェ・ド・フロール”のアジア人初のギャルソン。 1885年に“カフェ・ド・フロール”が創業して以来、2005年にフランス人以外でサービスする初めての外国人ギャルソンとなる。2007年には、Newsweek誌で世界が尊敬する日本人100人にも選ばれた。

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