2010.04.30
愛しのバルセロナ
28日(水)、20:45(スペイン時間19:45)ヨーロッパチャンピオンズ・リーグ準決勝
バルセロナ(スペイン)vs.インター・ミラン(イタリア)のキックオフ。
前日フランスのリヨンがバイエルン(ドイツ)に敗れ、
フランス的には意気消沈したものの、
バルセロナの試合がある今夜、キックオフ前は街の人通りも絶え、
道を走る車もまばらでした。
僕は仕事がオフだったので試合に合わせて気分はエスパニョール!!!
で自宅でテレビ観戦です。

イベリコ豚の生ハムと、これまたイベリコ豚のチョリソーをつまみながら、

パリで最も古いパン屋さん"ポワラーヌ"で購入したパンをトーストし、
エシレのバターを塗って。
バルセロナは先週ミラノで行われたアウェーで敗戦したビハインドを覆すべく、
試合開始からエンジン全開です。
前半インテルの選手が1人退場してからは、ボールの支配率はなんと75%!!!
昨年の覇者バルセロナ。
世界で最も美しく、強いサッカーには魅了されます。
サッカーを愛する全ての人が楽しめる試合をするバルセロナは、
カタルーニャの誇りであり、スペインからの独立も叫ばれますが、
このチームの特性の一つにスポンサーを持たない事もあげられます。
これはサッカー界では珍しく、どちらかというとあり得ない話のようです。
サッカーの場合、普通ユニフォームの胸にスポンサー名が表記されていますが、
バルセロナのユニフォームの胸には、unicefの表記があります。
言わずと知れた、国際連合児童基金のユニセフです。
そんなある意味「あり得ない」バルセロナは今夜も自分たちのサッカーを貫きました。
試合は1-0で勝利しましたが、
二試合合計の得失点差でインテルが決勝に進出しました。
タイムアップの瞬間、インテルのモウリーニョ監督がたまらずフィールドに飛び出し
雄叫びをあげていました。
かつては他ならぬバルセロナで
アシスタントコーチや通訳を務めていたモウリーニョだけに、
胸にグッとくるものがあったんでしょうね。
とても感動的なシーンでした。
あっぱれ、です。

試合も終わったので、今夜のメインディッシュ。
レトルトですが、パエリアです。
僕は、毎日午前3時ごろ仕事から帰宅し、それから夕食をとるので、
けっこうこのFleury Michonシリーズは重宝しています。
意外かもしれませんが美味しいですよ。
しかし、バルセロナの敗退は残念でしょうがないです。
バルセロナに関しては、いろいろ参考になる事が多いから尚更です。

夜も更けてきましたが、スペイン気分を更に満喫するべく
これから「(邦題)それでも 恋するバルセロナ」のDVD鑑賞でもします。
Parisより、愛を込めて
山下哲也
東京生まれ。サルトル、ボーヴォワール、ゲンズブールといった数々のアーティストに愛され続けるパリの6区サンジェルマン・デ・プレにある、世界で最も由緒ある老舗カフェ“カフェ・ド・フロール”のアジア人初のギャルソン。
1885年に“カフェ・ド・フロール”が創業して以来、2005年にフランス人以外でサービスする初めての外国人ギャルソンとなる。2007年には、Newsweek誌で世界が尊敬する日本人100人にも選ばれた。

