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我思う ゆえに我あり。フロールより愛を込めて  カフェ・ド・フロール ギャルソン  山下哲也

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2010.08.16

「出会い」のカフェ

先週のオフは、日仏商工会議所のディレクターの富永典子さん宅にお邪魔しました。

いわゆるB.C.B.G.(パリの上流階級的な、シックで趣味の良いファッションやライフスタイル)
とも言われるParis16区Victor Hugoにお住まいで、
昔の屋根裏部屋を改築・増築した素敵なお宅でした。

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今夜のホストの典子さんとゲストの黒田アキさん。


典子さんとはFlore表参道時代からのお付き合いです。
週末にはよく、現在の旦那さまであるPierre-YvesとFloreに来てくれていました。
典子さん曰く、「Pierre-Yvesがテツヤ君に惚れていたから」とのことです。
ギャルソン冥利に尽きます。

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Pierre-Yves


Paris在住40年の黒田アキさんは、カフェをこよなく愛する人でもあります。
Floreにもよく「誰か知った顔がいないかな?」という感じでふらりと来て、そのまま帰られたりします。
フランス人でも、最近はそんなある意味「正しいカフェの使い方」をする男性はあまりいません。
これまでゆっくりお話しさせていただく機会がなかったので、
この日は面白い話をいろいろ聞かせていただきました。

YamashitaTetsuya08163.jpg

ワールドカップ南アフリカ大会での活躍が記憶に新しい、サッカー選手の松井大輔君。


先週の火曜日、
「大会中ずっと携帯にメールもらっていたから顔を出さないと悪いなって思って。」と
Floreに来てくれました。

フランスリーグでプレーする松井君に「一緒に写真撮ってもらえますか?」と
数年前にFloreで声を掛けられたのがきっかけです。
お互いフランスという地で孤軍奮闘しているためか、
プライベートも含めていろいろと話は尽きません。
彼も僕も世間からよく「フランスかぶれ」と呼ばれるけど、
目指すところは「日本人のイメージを変えたい」という想いただひとつです。
ワールドカップの試合でもしっかりと世界にその姿を焼き付けてくれました。

いろいろな人と出会えるのもギャルソンという仕事の魅力の一つです。

ギャルソンとして、表参道時代から今まで出会った人すべてが僕の財産です。

Parisより、愛を込めて。

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2010.08.16  |  GOURMET

PROFILE

山下哲也

東京生まれ。サルトル、ボーヴォワール、ゲンズブールといった数々のアーティストに愛され続けるパリの6区サンジェルマン・デ・プレにある、世界で最も由緒ある老舗カフェ“カフェ・ド・フロール”のアジア人初のギャルソン。 1885年に“カフェ・ド・フロール”が創業して以来、2005年にフランス人以外でサービスする初めての外国人ギャルソンとなる。2007年には、Newsweek誌で世界が尊敬する日本人100人にも選ばれた。

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