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吉田パンダ
PANDA YOSHIDA
フォトグラファー
いぬ パリ
ちょっと寄り道、ナントの町から。
2011.12.01
こんにちは、吉田パンダです。
早いもので今年も、もう師走ですねえ奥さま。←だーれ?
皆、いろいろな思いが交差する年の瀬かと存じますが、先日ある方からフィガロwebでコラムを書いている内田洋子さんの記事を紹介され、拝読致しました。

「silenzo stampa(しずかな ことばを胸に)」←引用。
すてきな結びですね。
「上昇志向ではなく、平凡のどこが悪い」という内田さんの言葉から、最近話題になっていたTPP問題に関連して「非効率のどこが悪い」という反対派論客の主張を思い出していました。TPP参加が是か非かをここで詳細意見表明するつもりはありませんが、「平凡」にしても「非効率」にしても、マイノリティを犠牲にする社会を目指すのはイヤだなと、最近よく考えます(現実がそうなっているというご指摘は置いておいて)。
さて、フィレンツェのつづきを書くつもりでしたが、ちょっと寄り道をして、今回はフランス西部ナントの街から写真をお届けします。
中心地から対岸に位置する、かつての漁師町だったトラントムール。
独特の色合いが、音楽の中を歩いているような気分にさせてくれます。
こちらは渡し船に同乗したお兄さん。背中の牡羊座がシブい、シブすぎるよ!石井ゆかりさんの占いによれば、今日の運勢は直感で決めて結果オーライですよー(12月1日)。そういえば以前、どこで見たか忘れましたが「我慢」と大きくプリントしたショルダーバッグを持っている人もいました。漢字、人気です。
街中はすっかりノエル一色です。トナカイたちも配達待機!
クレイアニメのようなこの写真は、19世紀ナントの街の模型を一部撮影したもの。ブルターニュ公城内部にある歴史博物館はおすすめですよ。ハイテクが満載で、ナントの全体像がすぐにつかめます。

そして今、ナントといえば現代アートです。
これは家具がすべて埋め込まれている「antichambre」というタイトルの真っ白な部屋。Frédéric Dumond et Emmanuel Adelyという二人組の作品。まだ一行も書かれていない真っ白なページのよう。

こちらはErwin Wurmによるぐにゃりと曲がった船。
「Misconceivable」観光局のひとは「バナナボート」と呼んでいましたが(笑)。船は曲がらない、という常識もぐにゃりと柔らかくなっていきそうです。
映画館の横に書かれた言葉。「le cinema」をそのまま「la photographie」に置き換えても通用しそうですね。
「写真って何?」
「なんでもない」
「写真は何を望んでいる?」
「全てを」
「写真に何ができるだろう?」
「何かはできるさ」
まだまだご紹介したい作品や景色があるのですが、この辺で。
おまけはクレープ屋さんの看板娘、エミリアちゃんです。
食後の飴を届けてくれました。

そのキュートさに現代アートも負けた!がくっ。
パリどころか、犬も出て来ない「いぬパリ」でした。
今回は全てiPhone4@instagram写真を並べてみましたが、如何でしたでしょうか。
次回は予告通りフィレンツェ編を再びお届けします。
どうぞお楽しみに。
