2012.01.10
観劇初めは『オーシャンズ11』
新しい年を迎え、気分も新たに今年初のタカラヅカンゲキは、星組東京公演『オーシャンズ11』からスタートです。
星組東京公演『オーシャンズ11』のチラシ。東京宝塚劇場で2月5日(日)まで上演中。
この公演、タイトルからもわかる通り、ジョージ・クルーニー主演の人気映画がベース。ラスヴェガスを舞台に、刑務所を出所したばかりの窃盗犯ダニー・オーシャン(柚希礼音さん)をはじめ、昔なじみのラスティー(涼紫央さん)、いかさまトランプ師のフランク(夢乃聖夏さん)、スリの達人の息子、ライナス(真風涼帆さん)など、ひとクセもふたクセもある11人の面々が、ホテルの巨大地下金庫に眠る大金を強奪するアメリカンドリーム(?)を小池修一郎先生が、スタイリッシュなミュージカル作品に仕上げています。
スロットマシンを配した豪華絢爛な舞台美術や、ところどころに組み込まれたアクロバティックなショーシーンやイリュージョンが楽しく、本当にラスヴェガスに来たみたい! 脳ミソを使わずに(笑)ただただ楽しめます!
ダニー・オーシャンを演じる星組トップスター柚希礼音さん(左)、テス・オーシャンを演じる星組トップ娘役の夢咲ねねさん(右)。
元妻テス・オーシャンを演じる夢咲ねねさんのコスチュームも大人っぽくてセクシー。ドレープの入ったローウエストのゴールドのワンピースや、ピンクパープルのブラウスとタイトスカートのコーディネートは、私もマネしたいと思いました。また、礼音ちゃんのスーツの着こなしもセクシーで素敵! 大きく開いた胸もとからクロムハーツ風のチョーカーを覗かせる着崩しや、ポケットに手を突っ込んだちょいワルっぽい仕草など、ひとつひとつがこなれています。宝塚歌劇の男役さんは、スーツをきちっと着こなすのが王道ですが、それとは異なるモダンな感じが、うーん、どこからどう見てもカッコいいっ! 礼音ちゃんって、ホントに女の人なんだっけ???(笑) ジャニーズ系や韓流スターもいいけど、残念ながら礼音ちゃんの方が100倍勝ってると思うなぁ~。
こんな派手な衣装も宝塚歌劇では素敵に見えてしまいます。
フィナーレのデュエットダンスでは、ピンクとグリーンと黄色と赤と豹柄の派手派手なチンピラ風シャツを着た礼音ちゃんとねねちゃん。げぇーっ、というくらい悪趣味なファッションのはずなんだけど、それすら素敵に見えちゃった(笑)! 劇場の入り口には、豪華な松飾りがあしらわれており、お正月早々に観るにはうってつけの作品でした。
今年は、笑顔あふれる明るい年になりますように! そう願うなら、まずは『オーシャンズ11』を観るのがいいかも、です。
倉田真由美
25年以上のキャリアを持つ美容ジャーナリスト。女性誌編集部、編集プロダクションを経て独立し、女性誌の美容ページや新聞のコラムなどで執筆活動を続ける。現在は『フィガロジャポン』(阪急コミュニケーションズ)をはじめ雑誌などで活躍。また近年は、美容や健康にまつわる講演を行なうなど活動の場を広げ、 女性のライフスタイル全般における啓蒙活動にも力を注いでいる。近著は『しあわせ美人のつくりかた』(ぶんか社文庫)。
*タイトルの“タカラヅカンゲキ”は、宝塚と観劇、及び感激を組み合わせた造語です。

