2010.05.06
Welcome to 2010-11 A/W!!
秋冬シーズンも大好きファッション♡♡♡
毎シーズン、新しいトレンドに囲まれ、幸せを感じるこの瞬間は、
「ああ、生きているってなんて素敵なの~」
と大げさではありますが、思わず実感してしまう時でもあります。
パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、東京のコレクションが終わって、
ブランドが展示会もクライマックスを迎える矢先。新しい服を見ると、
とっても嬉しくてたまらない、今日この頃。
季節は春ですが、ファッションは新しいシーズン、2010年の秋冬へと移り変わろうとしています。
というワケで、また勝手にトレンド速報『MY BEST LOOK』しちゃいます。
今季はかなり悩みました。
では、まずベスト5の発表に移る前に、2010年秋冬の傾向と対策を占うべき、超個人的超私的解析から!
②予想通り、セリーヌ、ステラ、クロエの、女心を強く擽る、
70年代生まれの女性デザイナー三人衆の独壇場。
③トレンドキーワードであるミリタリーは、今シーズンも続行中。
④50年代の女優のように、エレガントでクラシックな洋服も多数コンプリート。
⑤新しいテイストでは、とってもダンディでシックなブリティッシュスタイルが登場。
⑥アイテム単体では、ニットが大豊作。
⑦ウエアだけでなく、今季は足元にも!?
テディベアのようなファーやモヘアの"モコモコ"もたくさん見られました。
⑧とにかく、早く着たい、かわいいルックやアイテムが豊富にありました。
◆BEST5
まずはイヴ・サンローラン。

テーマは、「A WOMAN in Motion」。女性をプロテクトする、意識の高い女性をプロテクションというキーワードと共に表現。身体を優しく包むケープやハットのシルエットに惚れぼれ。スーパーシックなコレクションでした。
◆BEST4
ネクストは、クロエ。
さもすれば野暮ったい、"グランパ"のような渋い色合いながらも、上質な素材で見事にモードへ昇華していました。70年代がテーマ。クロエはかなり迷いましたが、決めきれず、2ルックをセレクトします。

全身ニットで温かみのあるケープとコンビネゾンのルック、素敵です。

ベージュトーンで遊ぶ、このフレアパンツのルックも良い。
コントラストを抑えてトーンを揃えた、潔いコレクションでした。
◆BEST3
では、プラダ。
「クラシックフューチャー」。90年代のプラダに、50~60年代のテイストをプラスしたイメージだそう。一見するとフィット&フレアでクラシックな女優スタイル、でも...。

胸の部分が突起していたり、

全身ニットだったりと、
とってもミュウッチャらしいモダンな提案が溢れたコレクションでした。
◆BEST2
ここにステラ マッカートニー。

さすがサビルロー仕込みの、テーラリングを得意とするステラは、
シャープで切れ味のよいシルエットラインでミニマルに仕上げていました。

このフィッシャーマンリブのカーディガンも気になります。
◆BEST1
今季のトリを飾るのはこのブランド、大本命セリーヌ!!
スーパークールで粋。シンプルなラインにレザーのポケットを付けるなど、本当にちょっとしたことでモードになってしまうディテールテクニックには驚かされます。
長いボウのブラウスもすごく気になる~、大きなバックルのベルトも素敵。
このどれもが、最高の三ツ星ルック!! ああ、もう選びきれないワ。
と、こんな感じのチョイスでした。
で、ほんのりアウトロ。
セリーヌのネイビーには、ヤラレました。モードなブラックではなく、ミリタリーから引用したのかな? コンサバティブなネイビーをモードに落とし込んでくれたのに、思わず絶賛。セリーヌみたく、シンプルにネイビーアイテムを着こなしてみるのが、この秋冬のコーディネイトのテーマです。そして、2010年代を迎えたことで、どのブランドも原点回帰し、よりオリジナリティを強めた個性的なコレクションだったのでは、と思います。
Masami
田中雅美
文化服装学院卒業後、斉藤洋子氏、井阪恵氏に師事。独立後はフリーランスのスタイリストとしてFIGARO japonをはじめ、ファッション誌を中心に活躍。

