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ストックホルマレ・デイズ

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2010.07.26

エイメン

すいません、まだリヴィエラの続き。

読書して(夏はミステリー。スティーグ・ラーション、ミレニウム3巻)、
川や海で泳いで、のんびりするだけが目的の休暇でしたが、
どうしても一カ所だけは行きたかったのが、
フランスのコート・ダジュール側のビーチ
Roquebrune(ロクブリュンヌ)。
ここは建築家アイリーン・グレイの別荘E-1027(1926年)があり、 グレイと親しかったル・コルビュジエの休憩小屋もある。
そして1965年にコルビジェはこの海岸で心臓発作のため溺死した。

1_100726P1060343.JPG2_100726rocbrune 3.jpg

左の白い家が E-1027(残念ながら修復中)
右の白い小屋がコルビュジエの物置、母屋は木に隠れている。

3_100726roqbrun.jpg4_100726rocbrune 2.jpg

みんなで早起きして出かけたので
朝のビーチは人もまばら。
さすがにアズール(碧色)の海といわれるだけあり、
どこまでも透き通ったブルー。
泳いで沖まで出るとモナコも見渡せる。
(足はひっぱられませんでしたけど)

5_100726stair.jpg6_100726corbusier 1.jpg


コルビュジエの小屋は看板も出ていないので、
知っている人でなければ見逃してしまう程
ひっそりとたたずんでいる。
ガイドツアーを申し込めば中も見られるらしい。

7_corbusier window 1.jpg8_100726corbusier window 2.jpg

9_100726door.jpg10_100726corbusier kaktus.jpg

モダニズム建築を提唱し、
理論的には、世界中の都市をコンクリートで固めたがったわりには
自分はボヘミアンな小さな木の小屋を別宅としていたとは驚きだった。
こういう矛盾を持っていたからこそ、
コルビュジエは偉大な建築家になりえたんだと思う。
そうでなかったら、きっと今頃世界中のあちこちが
歴史的な建築物を壊しすぎたと嘆いていたに違いない。
彼の『輝く都市』論はある意味広く実現されなくて良かったのだ。

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エイメン。

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2010.07.26  |  CULTURE

PROFILE

横山いくこ

ストックホルム在住。キュレーター、ライター、コーディネーター(結局わりと何でも屋)。現在、Konstfack国立芸術工芸デザイン大学でエキシビションマネージャーとして展覧会や出版物を作りつつ、フリーランスのキュレーターとしても国内外の美術館やインスティテューションでデザインやアートのプロダクションに関わる。00年よりFigaroをはじめ日本のデザイン、アート、ライフスタイル誌等への寄稿及びコーディネート。08年にクラフト/アート/デザインのリサーチ&プロダクションEditions in Craft、“極小”児童アートブック出版社Tree Fruit Pressを設立。09年2月にスウェーデンの陶芸作家「リサ・ラーソン作品集」(ピエブックス)を共著(柴田隆寛+木寺紀雄/写真)。

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