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ストックホルマレ・デイズ

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2010.04.27

思いがけない訪問者 - 火山灰のおかげで2

サローネの会期中は自分の展示会場にほとんどいたので
今年は他の展示はあまり見れそうにないなー
と思っていたのですが、
またしても火山灰のおかげで素晴らしい展示に出会いました。

あまりにも地味な広告で
多分気づいた人は少なかったのではと
キュレーターならではのマーケティングを心配してしまいますが、
ミラノのハウス・ミュージアムでの展覧会。
Unexpected guests −  思いがけない訪問者

ハウス・ミュージアムは市内に4カ所保存されている
歴史的に有名な邸宅とそのコレクションで有名。

このクラッシックな空間に
現代のデザイナー、オールスターズが勢揃い。
ペッシェ、マンゾーニ、ソットサスなどの巨匠から、
カンパナ兄弟、ウルキオラ、深澤直人、Front などなど
トータルで200アイテムをこえるデザインピースが
しごくエレガントにとけ込んでいます。

y1.jpg ジャンフランコ・フェレ財団での展示でも話題をさらった、ナチョ・カーボネル

y2.jpg 白でまとめられた椅子はジャン・ヌーベル、坂茂、マリオ・ベリーニなど

y3.jpg 学生の頃から敬愛するガエターノ・ペッシェ

この展覧会、本当にキュレーションが素晴らしい。
単なる色や形態でまとめている訳ではなく、
美術館の学芸員とタッグを組んで過去と現在、そして未来の
住空間という時間軸を丁寧に紡いでいます。
もう極めつけはルーチョ・フォンタナの個人コレクションの部屋に、
ヌーディーな曲線のパトリシア・ウルキオラの椅子というコンビネーション。

 y4.jpg フォンタナルーム

y5.jpg こちらもペッシェ

たまたま無料配布してた
ベルギーのデザイン雑誌DAMNで記事を読んだおかげて知ったし、
おまけに足止めくってなかったら行っている暇なかったし。
偶然の賜物。

休館の美術館もあって全ては見る事が出来なかったけど、
現代デザインがなくてもうっとりする程素敵な所なので
またミラノに行く際は訪れようと思う。

yokoyaya2.jpg 休館だったVilla Necchi Campiglio 外観だけでかなり興奮した。窓が星型!

Ospiti inaspettati / Unexpected guests
11.03 - 2.05 2010
http://www.casemuseomilano.it

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2010.04.27  |  CULTURE

PROFILE

横山いくこ

ストックホルム在住。キュレーター、ライター、コーディネーター(結局わりと何でも屋)。現在、Konstfack国立芸術工芸デザイン大学でエキシビションマネージャーとして展覧会や出版物を作りつつ、フリーランスのキュレーターとしても国内外の美術館やインスティテューションでデザインやアートのプロダクションに関わる。00年よりFigaroをはじめ日本のデザイン、アート、ライフスタイル誌等への寄稿及びコーディネート。08年にクラフト/アート/デザインのリサーチ&プロダクションEditions in Craft、“極小”児童アートブック出版社Tree Fruit Pressを設立。09年2月にスウェーデンの陶芸作家「リサ・ラーソン作品集」(ピエブックス)を共著(柴田隆寛+木寺紀雄/写真)。

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