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ここの所出張続き。
先週はロンドン・デザインフェスティバルに。
元は物作りの身、
んー、気持ち分かる!と訴えて来た展示が
ジャスパー・モリソン・ショップでのTapes of the World.
世界中の用途様々なテープがジャスパー・モリソンらしく、
きちんと整頓された展覧会。




日本にくる外人デザイナー達は決まって東急ハンズが大好きですが、
みんなテープを買っています。
だれでもムラムラとくるこの感じを
すーっと出して来る所が、ジャスパー・モリソンらしい。

Photos: Nicola Tree
久々のベルリーン!
恐ろしい事にこの前は、
日本人に帰化したつよこセンセがまだベルリンにいらした頃、
先日終わった5年に一度のドクメンタの前回の帰り道、
つよこセンセのご案内で、ヤミーなランチをして以来。
あまりにものブランクでベルリン知識がほぼ初期化してしまっている中、
とりあえずベルリンといえばBLESSのお店に行かなくちゃ、
とアドレスを再確認したら、どうやら最近から
スタッフの1人が住むアパートがBLESS Homeという名の
アポイントメント制のお店になったらしい。

たどり着いたアパートの前がすごい工事中で、入り口分からず。
電話でナビしてもらってたどり着きました。
ほんと、そのまま住んでる人のいるアパートです。
BLESSのアイコンのベットリネンも
普通に使ってるまま見せています。
基本的に家の中の全てのBLESSアイテムは売っています。
ジャケットとか見てると、住人の鍵だのお財布が入っていたりします。

BLESS Homeの雰囲気はウェルカムコンセプトの延長と説明してくれたスタッフ「ここに来てもらうのに、手間と努力を(見つけにくい&実際、階段を3階分のぼる)を要するけど、その分、プライベートで親密な時間と空間のご褒美に待ってるのよ」。
こういう自由ながら、ちょっとたかびしゃで反骨的なところが、
やっぱりベルリンだわー。


残念ながら、一番欲しかった
ひっくり返った植木鉢の植木鉢は売り物ならず、、、。

その後は、出張理由のアートフェアへ。
友人のギャラリスト、オーラのElasticが、
さらに友人のアーティスト、マリア・ヘードルンドの素敵なインスタレーション作品を出展していました。
(左)オーラ、(右)マリア
コンセプチュアルジュエリーのお店OONAでも、
前回来た時に買ってとっても気に入っていたのに、
最近なくしてしまったブローチをオーダー出来て大満足。
でも不満足なのはたったの2日しかなかった事、、、。
実は私、ややミューズリー作り名人。
学生時代、家をシェアしていた友達から教えてもらって以来、
自分なりの改良やミックスで一時期随分作っていました。
パッケージまで作って人にプレゼントしたりもしてたっけ。
そういう気分の余裕がない現れですかね、
この2年位作っていなかったのですが、
今日スーパーで何を作ろうかアイデアがわかず、ぐるぐる回ってたら、
急に"できたての"ミューズリーが食べたくなりました。
"できたて"の意味は作った人じゃなきゃ意味が分からないとおもいますので、ここでご紹介。
じゃじゃーん!

私のホームメイドミューズリーはハチミツと一緒にローストするんです。
オーブンプレートいっぱいに豪快に作ります。
このロースト直後の暖かいのが、美味しい!
冷たいトルコヨーグルトに乗せると上出来なデザートみたいに。
芳ばしさと、クランチー感が濃いめのヨーグルトと会うんです。

ちなみに、今回のミューズリーの材料:
ファイバーオーツ麦
クラッシュ・リンシード
ヒマワリの種
ピーカンナッツ
ドライ・アプリコット
ドライ・クランベリー
ハチミツ
オリーブオイル
なかなか夏休みモードが抜けない今日この頃。
(北欧の夏休みが長い上に、それが終わりかけると
中央ヨーロッパや日本が夏休みで、
ついつい自分のそのまま夏休みモードが抜けないのです、、、。)
この夏休みの北イタリアの旅で
ワイナリー巡りのピエモンテも素晴らしかったですが、
トリノはアートに食にお買い物の充実度高し。

まずはギャラリーになっている車メーカー、フィアットの元工場跡地。
巨大な敷地内は現在ではオフィスやショッピングモールになっているのですが、
屋上に残っている車のテストサーキットがとにかくかっこいい。
さらに、お国を代表する巨匠建築家、レンゾ・ピアノが
アートギャラリーと会議場の建築をしています。
お隣には、フィアットの本社も。
最上階のテラスはいかにもエグゼクティブルームのようです。
イタリアの食の宝庫、イータリーもこの隣にあります。

トリノで一番古い布屋さんScampoli.
シルク、ウール、コットン、刺繍布などに分かれた膨大な量の布に圧巻!
ストライプシャツ好きにはたまらない、様々なシャツ布。
時間がもっとあったら、オーダーメイド用に布を買いたかった、、。
リネンの珊瑚柄のプリント布をテーブルクロス用に購入。

トリノの郊外には大好きなアートセンター、カステロ・ディ・リヴォリ。
1274年に建てられたお城を元に、1984年に再生された
ヨーロッパでも屈指のアートセンター。
パーマネントコレションにはマウリツィオ・カテラン、ギルバート&ジョージ、
ジョセフ・コスースなどの素晴らしい作品が収蔵されています。

レストランも偶然見つけた、住宅街の一角や、
郊外まで噂を聞きつけて訪れたレストランは
まるでフェリーニの映画の中のワンシーンのような、
イタリアンファミリーのサンデーディナーの中庭レストラン。
トリノまだまだありそうです。
今度は秋のピエモンテのトリュフの時期に合わせて
絶対また遊びに行きたい街になりました。
その時の田舎ページで紹介した旅籠ドカラモラン。
地図の距離を読み間違えたおかげで大幅に到着が遅れ、
真夜中の到着になってしまい、
起きて待っていられない宿屋の女将さんは
「玄関マットの下に鍵を置いとくから、着いたら勝手に休んでちょうだい」といった。
チェックインもなく、真っ暗の森の中、
勝手に人の家に上がり込むように潜り込んだという
あまりにおおらかで、おおざっぱな気の良い女将さんの印象の強かった宿。
先週、10年ぶりにこの宿を訪ねた。

おとぎ話の中に出てくるような
茅葺き屋根の田舎屋を大事に保存しながら、
旅籠を経営する女将さんインガリルに再会!
覚えていてくれて嬉しくなる。

覚えてくれていたのには、嬉しい訳があったのだ。
私達が訪ねた翌年から、
ここでは地元の食材を使ったレストランで
じわじわと評判をあげ始め、
この数年ここの美しいクッキングブックが評判で、その噂は耳に届いていた。
「ようやく何が書いてあるのか分かる日がきたわ!」というインガリル。
そのクッキングブックの中には
宿に訪れた人達のゲストブックのコメントが美しく添えられていた。
なんとそれはフィガロを見て、はるばる日本からの田舎町をおと連れてくれた
人達の素敵なコメントだったのだ。
はっきりいって、そう簡単にはたどり着けないこの宿まで、
雑誌を読んだことがきっかけで、ここまで来てくれた人達の
喜び溢れるコメントは私にとってとても嬉しい感動だった。
インガリルは、フィガロの後、
はるばる日本からここまでやって来てくれた人達をとても喜んでくれていて、
その後音信不通になっていた私が
10年後にひょっこり現れた事をとても喜んでくれたのだ。
なので、10年前のフィガロを読んでいない人にも教えてあげたい
今年で15周年をむかえるというインガリルのドラカモラン。
ホスピタリティー溢れ、ここほど気取らない田舎宿は国内ではなかなかありません。
彼女のゲストブックページが増えていってくれれば嬉しいです。
http://www.drakamollan.se
