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FIGARO japon編集部ブログ madame FIGARO japon Editors

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2009.07.27

7月24日(金)楽しいね、ベトナム(のバッチャン焼き)。

こんにちは、ITです。
ベトナムのお話をもう少しだけ。
お付き合いください。

ベトナム2日目は、
ハノイから40分ほどバスに乗って
バッチャン村へ行きました。

この村は、日本でも知られている
陶器「バッチャン焼き」がつくられているところ。
そもそもバッチャン焼きは、
中国・明朝時代の影響を受けているものだそうで、
かつては安南焼きとも呼ばれ、
日本の茶人も好んで使っていたとか。

で早速、村にある焼きもの市場へ。
お店をのぞけば、どこもバッチャン焼きの山(当たり前ですね)。
絵柄のバリエーションもすごく豊富で、絵付けを体験できるお店も。
よくよく観察するに、ベトナムの若い子たちのデートスポット的な光景さえ見られました。
しかも価格が安いこと、安いこと。
(ちなみにベトナムの紙幣ドンは、0の桁数がとにかく多いため、
買い物する瞬間、庶民的な私は思わずひるんでばかり。
逆に、すごいお金持ちになったリッチな気分も味わえます。)

edit0724_a.jpg村にある市場の入り口です。観光客や地元の人をはじめ、老若男女問わず、いろいろな人が訪れていました。


お店で売られている絵付けされた器よりも、
村のあちらこちらで見られる
素焼きのほうが意外にいいな~などと思いながら、
そんなこんなでバッチャン焼きを
いくつか購入して帰路につきました。
余談ですが、バスの車内のラジオからは、
マイケル・ジャクソンが流れていました。

edit0724_b.jpg購入した器を同じく市場で買ったカゴに入れて。 すでにほつれていますが、それが味というものです。

とにもかくにも
(ハノイしか分かりませんが)
ベトナムはとても刺激的な国でした。

edit0724_c.jpgバッチャン焼き以外にも、編みカゴなどもたくさん。 ちょっとどこかの倉庫っぽいですが、あくまでも店先です。

さてさて、話は変わって
ただいま進行中の企画のことを少しだけ。

8月20日発売号、8ページの企画で
「食べること」つまり「食」にまつわる
お仕事や活動をされている女性たちの取材をしています。
ベトナム旅行前後は、まさにこの取材で奔走しておりました。

おおまかな内容は、料理研究家の栗原はるみさんの娘さん・栗原友さんが手がける畑での取材や、
歌手の加藤登紀子さんの娘さんでアーティストのYaeさん
「情熱大陸」にもご登場されていた霊長類学者の辻信一さんの対談などなど、
食べることって楽しいな~、すばらしいな~と、しみじみ考え、感じられるような企画となっております。ぜひとも、ご期待いただければと思います。

edit0724_d.jpg遠めに見えるのが、Yaeさんと辻信一さん。 Yaeさんが暮らす「鴨川自然王国」 の近く、日本でも有数の棚田・大山千枚田にて。

類人猿の研究をされている京大の教授がお話されていたことですが、
98%遺伝子構造が同じである類人猿になくて、
人間にあるものというひとつの顕著な例が、
食事を介してのコミュニケーションなんだそうです。

食料をお互いに分け合い、分け与えながら、
「食」を前にしてコミュニケーションをとること。
それは、類人猿との2%の違いである以上に、
人間とは何かを考えるためのヒントになるような気がします。

つまり私たちが人間らしくあること、
また人間の役割や機能を果たすこと、
言い換えれば進化の過程で獲得してきた共感、共有というキーワードを見つめ直しながら日々生活していくこと。
生命活動という意味での食料は最優先すべき大切なことですが、
これからのライフスタイルや豊かさを考えていく上でも、
こうした食というコンテンツがもっている魅力を
いま一度シンプルに見つめなおし、紐解いていければと思います。

純粋においしいものを食べる以上に、
そんなおいしいを共有できることが豊かさの価値観であってほしいですし、
さらにそれらをメタ認知(客観視)して噛み締めることができれば、
何よりもの贅沢であるような気がするわけです。

と、長々となりましたが、この企画がそんなきっかけづくりになれば、幸いかと。。。
次週は副編集長Uのブログになります。お楽しみに。

IT

2009.07.27  |  CULTURE

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madame FIGARO japon編集部

「フィガロジャポン」エディターが、編集の日常をご報告します。

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